ハラール対応の宇都宮餃子開発 礼拝室なども設置 宇都宮のギョーザ店(下野新聞SOON)

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 【宇都宮】イスラム教圏からの外国人観光客に宇都宮餃子(ぎょーざ)を味わってもらおうと、徳次郎地域の農家などでつくる「農村共同館コミュニティ徳次郎」(竹原俊夫(たけはらとしお)代表)がハラール餃子のメニュー化に乗り出した。8月上旬からの提供を控え、徳次郎町のギョーザ店「宇都宮餃子さつき」に礼拝室なども設置。異文化理解を深め、インバウンドのおもてなしに力を入れる。
 ハラール餃子は佐野市のラーメン店が開発・提供しているが、宇都宮餃子での展開は初めてという。同店の山下登貴雄(やましたときお)さん(64)は数年前から構想を温めてきた。外国人観光客が増加する中、「ギョーザを通して栃木の魅力を世界の人に発信したい」と興味を持ち始めたという。
 試作は昨年秋から取りかかった。6月には宇都宮大名誉教授で同大ハラール研究会の会長の友松篤信(ともまつあつのぶ)さんや留学生から指導を受け、ムスリムインバウンドへの知識を深めた。ギョーザの肉は鶏を代用。ハラール対応の調味料を使い手作りしている。
 20日には、メニュー考案などに協力した留学生約15人を招いて試食会を開いた。「宇都宮に住んでいながら、ギョーザを食べる機会がなかった」留学生は初めての「ハラール宇都宮餃子」に期待を膨らませて参加。食事前の洗浄や礼拝後、焼きたてのギョーザを堪能した。
 マレーシア出身のアザリア・ザハルディンさん(26)は「肉が入ったギョーザは食べたことがない。ジューシーでうま味がある」と完食していた。山下さんは「食文化が異なる外国人が好む味を知るきっかけとし、今後もさまざまな国の人に向けた宇都宮餃子のメニューを考案したい」と意気込んでいる。

地域
栃木-佐野市