日光市に5億円寄付 元材木店社長・福田さんの妻、夫の遺志受け「福祉のため」(下野新聞SOON)

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 日光市出身で元材木店社長の故福田新作(ふくだしんさく)さんの妻(71)が10日、市に5億円を寄付した。市役所で同日、受領式が行われ、貧しい高齢者の役に立ちたいという生前の福田さんの遺志を妻がかなえた。市によると、5億円の寄付は前例がないという。
 福田さんは1923(大正12)年、日光市大渡に生まれた。14人兄弟の11番目で、農家の貧しい家庭で育った。13歳で東京都板橋区の材木店に弟子入りし、33歳の時に埼玉県戸田市で材木店を立ち上げ独立した。
 85歳の時、後継者不足のため会社を畳んだ。2年後に故郷の日光市に戻って妻と2人で過ごし、昨年3月に93歳で亡くなった。妻によると、福田さんは幼少期の経験から、貧しい高齢者のために何かできないか考えていたという。
 遺言書に市への寄付は書かれていなかったが、高齢者の役に立ちたいと日頃から話していたことから妻が寄付を決めた。5億円は福田さんが会社経営で得た利益だという。
 市は寄付金を管理するため、基金設置の条例案を9月定例会に提出する。受領式で妻から目録を受け取った大嶋一生(おおしまかずお)市長は「福田さんの遺志に従い、市の高齢者福祉のために使わせていただきたい」と話した。

地域
栃木-日光市