水戸市立図書館 戦前地図、ネット公開 13点、街の発展見比べ(茨城新聞クロスアイ)

情報元 : 水戸市立図書館 戦前地図、ネット公開 13点、街の発展見比べ(茨城新聞クロスアイ)茨城新聞社https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180814-00000006-ibaraki-l08
水戸市立図書館は所蔵する1890(明治23)年から1935(昭和10)年までの市内の地図13点をインターネットで公開している。時系列で見比べることができ、戦前の街発展の様子を知ることができる。また、明治期の偕楽園案内書「常磐公園攬勝(らんしょう)図誌」も公開した。
同図書館の指定管理者「図書館流通センター」の関連会社「TRC-ADEAC」が運営するデジタルアーカイブシステム「ADEAC」を活用した。資料をフルテキスト化し目録データを制作しており、検索機能が付いている。
作品保護のため博物館や美術館などでは照明が落とされ、細かい文字まで確認できないことが多いが、ADEACは高精細画像で閲覧ができる。
水戸市街改正全図、水戸市現勢地図、水戸市及び三浜全図などの8点は、同一地点で街の変遷を比較して見ることができる。これにより、千波湖の埋め立て前と後の様子も見比べることが可能。那珂川沿いにあった競馬場や、水浜電車の停留場名も記載されている。大日本職業別明細図(1925年)では、商店街に並ぶ店の屋号が記されており、当時の茨城新聞社が南町に所在していたことなどが確認できる。
常磐公園攬勝図誌(1885年)は、水戸市の画家・松平雪江が描いた偕楽園と周辺の案内書。関わりがある漢詩や和歌が盛り込まれている。徳川斉昭が偕楽園で行った催事を絵入りで紹介している。原本の画像と翻刻文を同時に見ることが可能だ。
地図愛好家が見るだけでなく、児童生徒の調べ学習への活用が期待できる。パソコンやタブレット端末で閲覧可能で、プログラムのダウンロードも不要。ホームページはhttps://trc-adeac.trc.co.jp/
(清水英彦)

地域
茨城-水戸市