姉妹ユニット「ちえちひろ」(佐賀・嬉野市)が絵本「ポンチ」出版(佐賀新聞)

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 キュートなイラストやオブジェで人気を博す嬉野市の姉妹ユニット「ちえちひろ」が、幼児絵本「ポンチ」(パイインターナショナル刊)を出版した。二人は「絵本は身近で遠い存在。あこがれていた絵本作家への夢に一歩近づいた」と、喜びをかみしめている。
 「ちえちひろ」は、姉・宮崎千絵さん(31)と妹・福田千尋さん(27)の二人で2010年ごろから活動。地元の観光PRグッズをはじめ、高橋源一郎さんの小説「動物記」の表紙や山崎ナオコーラさんの新聞連載小説の挿絵など手掛けた。陶片を焼いて片岡メリヤスさんのぬいぐるみと組み合わせるなど、他分野で活躍するクリエーターとの共作にも積極的だ。
 絵本「ポンチ」は、千絵さんがロンドン芸術大学留学時の先輩だった織田(おりた)りねんさんの文章に二人がイラストを添えた。バナナやブドウなどの果物が「ポンチ」のかけ声で次々に変身する。
 シンプルなイラストだからこそ、油断や妥協があればダイレクトに伝わる。そんなことがないよう二人は、常にお互いの仕事に目を光らせる。「最も厳しい批評家が身近にいる状態」と千絵さん。二人の厳しい目をくぐり抜けたものだけが「ちえちひろ」の作品として世に出る。
 ちょっとした意地悪やおかしみを、作品にこっそり込めることもある。千尋さんはそれを「隠し爆弾」と呼び、「爆弾の場所を嗅ぎ付けて面白がってもらえるとうれしくなる」といたずらっぽく笑う。
 幼いころから絵本に親しんでいて、いつしか絵本作家になる夢を抱くようになった二人。今秋と来春にも新刊の発売を控える。千絵さんは「身の丈に合わない背伸びはせず、自分が本当に良いと思えるうそ偽りない絵を描きたい」と笑顔を見せる。
 ▼パイインターナショナル刊、B5判、972円(税込み)。

地域
佐賀-嬉野市