地元米粉使ったパンが話題 アレルギー保持者も安心 小田原(カナロコ by 神奈川新聞)

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 地元産の米粉を使ったパンや菓子の製造・販売を手掛ける「come come co(こめこめこ)」(小田原市本町)で、米粉100%の食パンが完成し評判を呼んでいる。アレルギー保持者にも安心してパンを食べてもらおうと製造したといい、店主の山口陽子さん(42)=同市=は「米粉ならではの優しい味としっとりした食感を味わってほしい」と話している。
 山口さんは、主婦業の傍ら通っていた料理教室で米粉の存在を知り、勉強して一般財団法人「日本穀物検定協会」の米粉食品指導員に認定。昨年10月に米粉専門店として同店をオープンさせた。
 クッキーなどの菓子は米粉100%で製造していたものの、パン類に関しては成形に小麦粉などに含まれるタンパク質のグルテンを混ぜる必要があり、米粉8割に対し、グルテン2割を含むパンを作っていた。一方、山口さんが並行し開催する料理教室で、小麦粉アレルギーの生徒から「サンドイッチを食べたい」「子どもにパンを食べさせたい」などの声がたびたび聞かれたという。
 山口さんは「全国的に米粉のみを使ったパンは少なく、あっても小さくておいしくないものばかり」と感じており、「アレルギーがある人でもおいしく安心して食べられるパンが作りたい」と、米粉100%の食パン作りを模索。和歌山県内の業者の特殊な米粉を見つけて仕入れ、1カ月ほど試行錯誤しながら今年4月に完成させた。
 食パンには小田原市産と和歌山県産の米粉のほか、きび砂糖、塩、ドライイースト、米油が含まれる。食パンの購入客からは「何年もパンを食べることができなかった。今食べられていることがうれしい」といった声が聞かれ、市内だけでなく市外から購入に訪れる人もいるという。
 「おいしさと大きさにこだわった。作って良かった」と山口さん。苦労は吹き飛び、笑顔でお客さんを出迎えている。
 米粉の食パンは予約制で1斤950円。問い合わせは、同店電話070(5561)2860。

地域
神奈川-小田原市