島根西部で5強 断水や道路崩落(日本農業新聞)

情報元 : 島根西部で5強 断水や道路崩落(日本農業新聞)日本農業新聞https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00010000-agrinews-l32
 9日未明に島根県西部を震源とするマグニチュード(M)6・1と推定される地震が発生し、大田市で震度5強、出雲市、雲南市、川本町、美郷町で震度5弱を記録した。同日、行政やJAしまねの関係者らは被害の把握や復旧を急いだ。
 住民が寝静まった午前1時32分。横揺れの大きな地震が襲った。県によると、午後3時現在で8人が重軽傷を負った。大田市では道路の隆起や崩落、家屋の亀裂が発生。水道管も破裂し、県によると午後6時現在で市内1111戸が断水している。
 市内の県立農林大学校では敷地内の地面がひび割れた他、ハウスの基礎や道路、校舎にも亀裂が入り、男子寮の建物が基礎からずれた。寮に住む学生自治会長、樋口雅貴さん(19)は「激しい横揺れで部屋の机やたんすが動いた。今まで経験したことのない揺れだった」と振り返る。寮生らは危険を避けるため明け方まで車で待機。1時間おきに余震があり、一睡もできず不安な夜を過ごしたという。
 県西部農林振興センター県央事務所大田支所によると、市内で鶏舎1棟のケージが傾き同地区本部の職員が復旧に当たった。酪農家で給水装置のトラブルとミルク製造機の転倒があったが、復旧のめどは付いたという。
 水田のパイプラインの破損や水漏れなどの恐れがあるが、「通水してみなければ分からない。田植えの準備作業の段階で被害が判明することも考えられる」(同支所)としている。
 JA石見銀山地区本部の施設では、小水力発電の水路の一部が崩壊。山崎辰次本部長は「調査が終わり次第復旧に力を尽くしていく」と強調する。
 JAしまね石見銀山女性部とJA職員の有志11人は9日、避難住民に届けようと、おにぎりの炊き出しをした。JAの調理室で292個を手作りし、大田市役所に届けた。女性部長の森脇岸江さん(68)は、自身の家も壁が剥がれたり石灯籠が倒れたりしたが、支援に駆け付けた。「普段から地域に根差した活動をしていることが役立った」と話した。

地域
島根-大田市