マイカーに特殊詐欺啓発の手作り看板、走る80歳 テープも流し、まちなか巡回(福井新聞ONLINE)

情報元 : マイカーに特殊詐欺啓発の手作り看板、走る80歳 テープも流し、まちなか巡回(福井新聞ONLINE)福井新聞社https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181125-00010002-fukui-l18
 相次ぐ特殊詐欺被害を撲滅しようと、自家用車に手作りの看板を掲げ、啓発活動に取り組む福井県坂井市の男性がいる。「少しでも怪しいと思ったらすぐに警察に相談を」と呼びかけ、「詐欺に巻き込まれる人を一人でも減らしたい」と意欲をみなぎらせている。
 男性は坂井市丸岡町のコンニャク製造業松本一男さん(80)。防犯隊や少年警察協助員として長年活動し、現在は福井県警坂井署連絡協議会の理事を務めている。仕事の合間を縫って、4年ほど前から自家用車での啓発を始めた。
 「振り込め詐欺にご注意」と大きな文字で書いた看板を屋根に設置。「最近、振り込め詐欺が多発しています。『自分は大丈夫』と過信をしないで。おかしな電話があったら警察署、交番に相談を」と呼び掛ける1分ほどのテープを流しながら走行する。テープの文言は松本さん自身が考え、アナウンスはうぐいす嬢の経験がある知り合いの女性に依頼した。
 活動は1カ月に1、2回程度。同市丸岡町地域を中心に、人の出入りの多いスーパー、コンビニエンスストア近くを巡回する。住宅街に入ると、より多くの人に声が届くよう、低速で走行している。
 「警察に相談するのはもちろんだが、家族に話すのが一番大事」と松本さん。息子をかたる電話があっても、普段から家族で話し合っておけば防げるからだ。坂井署の山田秀一副署長は「自主的に活動してくれるのはとてもありがたい」と感謝する。
 松本さんは、身近でも被害に遭いそうになった友人がいると言い「振り込め詐欺は被害の額が大きく、犯人の巧みな話術にはまってしまいがち。他人ごとと思わないでほしい」と注意を促す。
 啓発活動は健康な限り続けていくつもりで「誰も被害に遭ってほしくない」と語気を強めた。

地域
福井-坂井市