高速道路 車間不保持摘発、昨年比11倍超 “あおり”取り締まり影響(茨城新聞クロスアイ)

情報元 : 高速道路 車間不保持摘発、昨年比11倍超 “あおり”取り締まり影響(茨城新聞クロスアイ)茨城新聞社https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181129-00000008-ibaraki-l08
高速道路で前方の車との車間距離を詰め過ぎたなどとして、茨城県警が今年1~9月の9カ月間に道交法違反(車間距離不保持)で摘発した件数が114件に上り、昨年同期の11倍を超えていたことが28日、県警のまとめで分かった。死亡事故に至るなどして社会問題化した「あおり運転」の取り締まりを強化したことが影響したとみられる。
車間距離不保持は、あおり運転など、適正な車間距離を保っていない場合に適用される。違反点数は高速道路上では、2点と決められている。
県警交通指導課によると、摘発件数は今年1~9月が114件で、昨年同期の10件から104件も増えた。年間の摘発件数を過去5年間で見ると、2013年が最多の60件で、15年が最小の26件だった。今年は9月末時点で100件を超えており、目立った伸びを見せている。
車間距離不保持の摘発は全国で増加傾向にあり、今年上半期(1~6月)は計6130件で、昨年同期の3057件から倍増した。
あおり運転を巡っては昨年6月、神奈川県内の高速道路で無理やり追い越し車線に停止させられた夫婦が死亡する事故が発生。その後も各地であおり運転に絡むトラブルが相次いだ。
状況を踏まえ、警察庁は1月、悪質で危険な運転に対する徹底した捜査を指示。県警も取り締まりを強化し、6月は上空からヘリで高速道路を監視した。
県警は8月、主に悪質で危険な交通違反を捜査する「特命取締係」と管轄署の連携によって、一般道で前方の車に執拗(しつよう)な追従をしたとして、ドライバーを道交法違反(安全運転義務違反)の疑いで摘発。被害車両の関係者の証言で捜査を始め、周辺の防犯カメラなどを調べた。
同課は「スピードが出た状況で十分な車間距離がないのは、命に関わる大きな事故に直結する。一人一人が思いやりのある運転をしてほしい」と呼び掛けている。(今井俊太郎)

地域
茨城-水戸市