コラム凡語:インスタ移住漫画(京都新聞)

情報元 : コラム凡語:インスタ移住漫画(京都新聞)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181216-00000012-kyt-l26
 幼い子どもと海岸沿いの散歩で魚や鳥を眺め、誰もいない公園で遊んでつぶやく。「なんかここいいとこだね」▼埼玉県から舞鶴市に移住した岡山茉莉さん(30)は日々の生活を絵日記風の漫画にして写真共有アプリ「インスタグラム」で発信している。海沿いの集落での古民家暮らしや子育て、家のリフォームの様子がほのぼのタッチで描かれる▼「まりげ」の名前で埼玉の友人への近況報告として始めた投稿。今は800件近くに上り、フォロワーは8万人を超す。漫画を収録した本「たのしいことを拾って生きる。」(大和書房)も出版した▼岡山さんは「子育て世代が共感してくれている」と話す。脱サラした夫のUターンで舞鶴に来たのが2年前。サルやイノシシ、クマが出没するが、洋服や本はネット通販で購入できそれほど不便は感じない。集落の人からの旬の野菜のお裾分けは都会では味わえない経験だ▼周囲に同世代は少ないが「ちょっとの孤独がよかった」とも岡山さん。インスタグラムの発信が田舎暮らしをさらに豊かにする▼きょうは「電話創業の日」。1890年に東京と横浜の間で日本初の電話交換業務が始まった日になる。この間、人とつながる道具や手段は進化し多彩になった。おかげで岡山さんのように舞鶴から世界が広がる。

地域
京都-舞鶴市