裁判長自ら…奈良市長選の無効票を検証 大阪高裁(MBSニュース)

情報元 : 裁判長自ら…奈良市長選の無効票を検証 大阪高裁(MBSニュース)MBSニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181217-00025760-mbsnewsv-l29
 去年7月の奈良市長選挙で落選した候補者が開票作業に不正があったとして票の数え直しなどを求めていた裁判で、17日裁判長が自ら無効票の一部を検証しました。
 去年7月に投開票された奈良市長選挙。仲川げんさんが3期目の当選を果たしましたが、この結果に異議を唱えたのが約2千票差で敗れた前生駒市長の山下真さんでした。
 「どういう疑問票があって、どういう基準で有効になったのか、無効になったのか」(山下真さん・去年7月)
 というのも開票直後、山下さんの後援会に奈良市の職員を名乗る人物からこんな情報が寄せられていたのです。
 ―『中野げん』『中田げん』等と表記された票はすべて『仲川げん』の有効票としてカウントされながら、『山中まこと』『山本まこと』等の誤記載は全て『無効票』とされていました―
 「中野げん」や「中田げん」は有効だけど「山中まこと」や「山本まこと」は無効… そんなことがあるのでしょうか?山下さんは「開票手続きに不正があったのではないか」として選挙管理委員会を相手取り提訴。票の数え直しなどを求めたところ、大阪高裁は当時の無効票の一部を裁判長自ら検証するという異例の決定をしたのです。
 そして17日、裁判長と原告・被告の三者が同席する形で無効票の検証が行われました。その結果、有効票だった可能性があるものが46票見つかり、山下さんはこのうち39票が自身の有効票だった可能性があると主張しています。
 「疑問票の有効・無効の判断が平等ではない。内部通報が正しかったということが今回明らかになった」(山下真さん)
 「あとは裁判長の判断を待つしかない」(奈良県選挙管理委員会 中川清孝委員長)
 山下さんは今後、仲川市長が得た有効票についても検証を求めていきたいとしています。

地域
奈良-生駒市