花泉の集落・亥年 12年ぶり担ぐ 元朝参りへみこし製作【岩手】(岩手日日新聞社)

情報元 : 花泉の集落・亥年 12年ぶり担ぐ 元朝参りへみこし製作【岩手】(岩手日日新聞社)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181225-00010002-iwanichi-l03
 一関市花泉町涌津の亥年(いのとし)集落は、2019年の干支(えと)にちなみ、イノシシのみこしを担いで元朝参りを行う。23日に亥年生活改善センターで製作作業が行われ、集落民が12年ぶりとなる一大イベントを心待ちにしながら、みこし作りに励んだ。
 亥年集落は亥年前と浪打前の集落で構成され、「歩け歩け大会」と称して元朝参りを毎年行っている。来年は干支と集落名が一致するため、特別にみこしを担ぐ。夜明け前に同センターを出発し、集落内の山神様と庚申様の石碑を参拝した後、見晴らしの良い場所から初日の出を拝む予定。
 12年前は2体のみこしが作られたが、今年は子だくさんとされるイノシシの生態から、子孫繁栄を願って5体に増やされた。イノシシの体は飼料袋の裏紙で覆った籠や米俵で形作られ、竹の担ぎ棒に載せられた。さらに、笹の葉で耳を、厚紙で牙を、色紙や留め金などとテープで目鼻が付けられ、仕上げにほうき、わらを表面に貼り付けて毛並みが整えられた。
 集落の子供からお年寄りまでが手分けし、「かわいいね」「白髪にしよう」などと話し合いながら和気あいあいと作業を進めた。子供たちは、たくさんのうり坊をペットボトルで作り上げた。
 亥年集落公民館長の青沼益夫さん(67)は「最近は子供が少なくなり、空き家も多くなっている。みこしで集落の発展を願い、地域活性化を図りたい」と話していた。

地域
岩手-一関市