比叡山延暦寺がデジタル化推進する理由は? 大晦日~元旦に生配信も(Lmaga.jp)

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今から1200年前に開かれた天台宗の総本山「比叡山延暦寺」(滋賀県大津市)。日本屈指の歴史ある寺院だけに格式高いイメージを持たれているが、新たな参拝客への入り口としてデジタル化の道を邁進中だ。【写真】写真映えする梵字ラテ2017年に動画サイト・Youtubeで『市川猿之助と巡る比叡山回峰行者の歩む道』と延暦寺らしいコンテンツを公開(現時点で動画再生回数約3万回)し、インスタ映えしそうな「梵字ラテ」をスタート。今年3月には、Twitterを開設し、合掌や笑顔マークが回数を重ねるごとに増加しているという状況。
ついには、10月に動画サービス「niconico」の「ニコニコ生放送」をおこない、非公開の場所をお披露目したり、大阿闍梨が視聴者の質問に答えたりと、実にライトな感覚を9時間にわたって披露。
今だに身ひとつで過酷な修行を行うアナログの代名詞のような寺と、そのギャップは思わず「延暦寺、どうした!?」と戸惑うほど。そこで、担当の教化部に訊ねたところ、「若い世代がテレビ離れ・寺離れの傾向にあるものの、実施したアンケートから宗教や歴史、日本人のルーツなどへの興味を持っているという結果が。そこで、40代以下の若い世代に延暦寺を知ってもらうために、インターネットを駆使して寺の魅力を伝えようと思いました」と話す。
ちなみに、先述のニコニコ生放送では、約4万7000人が視聴し、この寺で修行した各宗派の開祖が木像で並ぶ様子が写しだされると「オールスターだ」「仏教のテーマパークみたい」「解説ありなんて贅沢」など、素朴で素直な反応が映像上にあふれ、リアルタイムで約4万ものコメントが飛び交った。
これれらの反応に手応えを感じた教化部は、2018年12月31日・22時40分から元旦にかけて、行事をYoutubeで放送することを決定。その後、除夜の鐘や一隅広場のたき火、初日の出を定点カメラでノーカット生配信する。厳かな大晦日の雰囲気をネットで味わい、間接的に参拝。これもネット世代ならではの体験かもしれないが、現地を訪れると肌で感じる印象が全く違うこともお忘れなく。
取材・文/中河桃子

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-北海道札幌市