宝蔵院流槍術稽古始に40人 あつあつ「狸汁」も振る舞い 奈良(産経新聞)

情報元 : 宝蔵院流槍術稽古始に40人 あつあつ「狸汁」も振る舞い 奈良(産経新聞)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190105-00000006-san-l29
 奈良発祥の古武道「宝蔵院流槍術(ほうぞういんりゅうそうじゅつ)」の稽古始(けいこはじめ)が5日、奈良市のならでん第二武道場で開かれ、伝習者ら約40人が新春恒例の一斉稽古に汗を流した。
 宝蔵院流槍術は約460年前、興福寺子院の一つ、宝蔵院の僧、胤栄(いんえい)が創始したとされ、十文字型の穂先を持つ鎌槍(長さ約2・7メートル)を用いるのが特徴。「突けば槍 薙(な)げば薙刀(なぎなた) 引けば鎌 とにもかくにも外れあらまし」と歌に詠まれるように攻防に優れ、江戸時代に全国に広まったという。現在は奈良、大阪、名古屋、ドイツに道場を構え、約100人の伝習者が後世に伝統文化を受け継ごうと稽古に励んでいる。
 この日の一斉稽古では、伝習者が計35本の型を2人1組で披露。道場には「エイ」「ヤー」と大きな声が響き渡った。その後は、コンニャクをタヌキの肉に見立てた「狸汁」が振る舞われ、市民らが具だくさんの汁に舌鼓を打った。
 稽古始に参加した奈良市の公務員、山田一嘉さん(32)は「すがすがしい気持ちになった。今年も新たに稽古ができることに感謝したい」と話していた。

地域
奈良-奈良市