米食味で高評価 八重樫さんベストファーマー 3年連続認定【岩手】(岩手日日新聞社)

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 第20回米・食味分析鑑定コンクール国際大会で、北上市飯豊の兼業農家でNPO法人東北どまんなか理事長の八重樫哲哉さん(59)が出品した2018年産ひとめぼれ2点、ミルキークイーン2点が一定の基準に達し、主催者の米・食味鑑定士協会からプレミアムライセンスクラブ「ベストファーマー」の一員に認定された。全国トップクラスのコメに位置付けられ、認定は16、17年産に続き3年連続。今回は4点全て基準を超え、八重樫さんは19年も高品質米生産へ意欲を新たにしている。
 大会は18年11月下旬、岐阜県高山市で開かれ全国各地、中国、台湾などの海外からえりすぐりの5717点が出品された。ベストファーマー認定には1次審査の食味値(100点満点)で所定の基準以上となり、2次審査の味度値(同)を合わせて計170点以上が必要。名だたる出品者全体でも認定者は8%程度と狭き門だ。
 八重樫さんが出品したひとめぼれは172・7点(食味値86点、味度値86・7点)と171・3点(同85点、同86・3点)、ミルキークイーンは173・3点(同85点、味度値88・3点)と171・4点(同84点、同87・4点)を獲得。16年はひとめぼれ、17年はコシヒカリをベースとした低アミロース品種のミルキークイーンで各1点が基準を突破しているが、複数は初となる。
 八重樫さんは住宅設備機器販売卸会社を個人経営しながら、飯豊地内の数カ所合わせて3ヘクタールの圃場(ほじょう)で米作りにいそしむ。有機肥料活用と減農薬に努め、畦畔(けいはん)の草刈りや水田の草取りを欠かさない。昨年は6月の低温、出穂後の8月以降の多雨で苦慮したというが「どの圃場でも安定した品質で四つ取れたのは自信になる。3年間クリアでき、この地域でも高品質米が生産できることを証明できた」と喜びつつ「より一層精進し、今年も良質米生産へ挑戦していく」と意欲を示す。
 昨年、県内のコメ生産農家らと共にNPO法人を立ち上げた。「一人でも多くの担い手に米作りを推奨したい」と語り自身の経験、ノウハウを伝えていくつもりだ。

地域
岩手-北上市