坪田譲治文学賞に八重野統摩さん 「ペンギンは空を見上げる」(山陽新聞デジタル)

情報元 : 坪田譲治文学賞に八重野統摩さん 「ペンギンは空を見上げる」(山陽新聞デジタル)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-00010003-sanyo-l33
 岡山市は22日、大人と子どもが共有できる優れた作品を対象とした第34回坪田譲治文学賞に、作家八重野統摩さん(30)=大阪府豊中市=の「ペンギンは空を見上げる」(東京創元社)を選んだと発表した。2月23日に岡山市内で贈呈式を行い、賞状や盾、副賞100万円を贈る。
 受賞作は、米航空宇宙局(NASA)のエンジニアを目指し、自作の風船ロケットで宇宙を撮影しようと奮闘する小学6年の佐倉ハルが主人公。意地っ張りな性格もあってクラスで孤立し、両親との関係もぎくしゃくするが、転校生の金髪の少女と出会い、少しずつ成長する姿を描いた。
 八重野さんは札幌市生まれで、電撃小説大賞への応募を機に2012年にデビュー。「ハルが困難とともに目標に向かって努力する物語。私も賞に恥じない努力を続けていきたい」とコメントした。
 17年9月から1年間に出版された単行本のうち、予備選考を通過した5点を作家の五木寛之さんや阿川佐和子さんら7人の選考委員が審査。作家の中脇初枝さんは「思いがけないどんでん返しもあり、未来に希望を抱かせる」と評価した。
 同文学賞は、岡山市出身の児童文学作家・坪田譲治(1890~1982年)を顕彰するため、市が84年に創設した。

地域
岡山-札幌市