八田技師絵本で日台の絆育む 今月、金沢の55小学校に配布(北國新聞社)

情報元 : 八田技師絵本で日台の絆育む 今月、金沢の55小学校に配布(北國新聞社)北國新聞社https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190204-00695601-hokkoku-l17
 台湾・烏山頭(うさんとう)ダムを築いた八田與一(よいち)技師(金沢出身)の生涯をつづった絵本が今月、市内55小学校や市立図書館に配布される。現地で出版された絵本の日本語版で、泉丘高卒業生の丸岡昭夫さん(74)=千葉県=が企画した。ダムがある台南市では日本からの訪問客に記念品として贈る予定で、絵本を懸け橋に日台の絆を深め、技師の功績を次世代に語り継ぐ。
 絵本は2016年に制作され、台南市にある嘉南国民小児童による絵が使われている。17年に絵本の存在を知った丸岡さんが知人の手を借りて和訳し、旧制金沢一中・泉丘高の同窓会「一泉同窓会」の有志や県台湾華僑総会の高仙桃会長の協力のもと、台南市政府から許可を得て計400冊を用意した。
 制作費用は150冊分を丸岡さん、250冊分を台南市が負担した。150冊は金沢市内の小学校や市立図書館などに贈る。250冊は、台南市政府が日本からの訪問団に対する贈り物として使うという。
 3日に金沢国際ホテルで開かれた県台湾華僑総会の新年懇親会(北國新聞社後援)では、刷り上がったばかりの日本語版が披露され、高会長が「八田技師のことがとても分かりやすく書かれている。ぜひ手に取ってほしい」と紹介した。
 出席した丸岡さんも技師の絵本だからこそ多くの協力が得られたとし「改めて偉大さを感じた。こんなにすごい人がいたということを、金沢の子どもたちに知ってほしい」と話した。
 懇親会には116人が参加し親睦を深めた。大谷信夫顧問が開会の辞を述べ、高会長があいさつした。台北駐大阪経済文化弁事処の李世丙処長、佐々木紀衆院議員、宮元陸加賀市長、山野之義金沢市長らが祝辞を贈り、砂塚隆広北國新聞社常務の発声で乾杯した。

地域
石川-加賀市