山火事跡に命の息吹 岩手・釜石で植物の会観察会(岩手日報)

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 釜石植物の会の鈴木弘文会長(73)=釜石市天神町=は22日、昨年5月に林野火災が発生した同市平田の尾崎半島で植物観察会を開いた。約413ヘクタールを焼いた大規模な火災から1年2カ月。参加者は伐採されず残っている被災木や焼け跡からの新たな芽生えを確認し、自然の大切さを感じ取った。
 市内外の10人が、同市平田の尾崎白浜漁港付近から青出(あおだし)浜まで片道約2・7キロの林道を歩いて往復。被災したスギが多く残る区域では、真っ黒に焦げた木や根元から折れた木が火災の激しさを物語った。
 一方、落葉広葉樹林は燃えた跡がなく、鈴木会長は「火災が起きても延焼しない対策として、落葉広葉樹の植林が必要だ」と説明した。
 道中でイガホオズキやヒナスゲ、タチハコベなどの希少植物も観察。参加者は新たにつぼみをつけたり花を咲かせた草花の生命力の強さを感じ、癒やされた。

地域
岩手-盛岡市