「新聞は人と出会うツール」 NIE全国大会、岩手で開幕(京都新聞)

情報元 : 「新聞は人と出会うツール」 NIE全国大会、岩手で開幕(京都新聞)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-00000029-kyt-l26
 教育での新聞活用について考える「第23回NIE全国大会」(日本新聞協会主催)が26日、岩手県盛岡市の市民文化ホールで開幕した。東日本大震災を経験した若者、教育や新聞関係者らが「新聞と歩む 復興、未来へ」をテーマに意見交換した。
 東日本大震災を経験した若者の座談会では、県立釜石高2年佐々木千芽さんが「地震直後はテレビが見られず被害状況が分からない中、新聞は届き、うれしかった。原発事故も新聞で知った」と振り返った。同県出身の宮城教育大3年高橋莉子さんは中学時代に学校新聞「希望」を発行したと紹介。「被災者を励ますつもりが、逆に励まされ、ボランティアが『希望』を持ち帰ったおかげで支援もいただいた。新聞は人と出会うツールだ」と語った。
 教育、報道関係者らの座談会では、岩手県山田町立大沢小の佐藤はるみ教諭が「今年の小学1年生は震災当時は生まれておらず、風化が進んでいる」と課題を挙げ、同県立総合教育センターの藤岡宏章所長は「多様な世代の情報をくみ取る新聞の役割は大きい」と語った。地元紙・岩手日報社の鹿糠敏和編集局報道部次長は「役目の重さを実感している。いのちを大切にする報道を続けたい」と述べた。
 「新聞力」などの著書がある明治大の齋藤孝教授の講演もあった。大会には教育、新聞関係者ら約1600人が参加。27日は実践発表や公開授業がある。

地域
京都-京都市