仙台市 SNSいじめ相談開始から1週間(KHB東日本放送)

情報元 : 仙台市 SNSいじめ相談開始から1週間(KHB東日本放送)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180827-00010003-khbv-l04
夏休みが明けましたが、長期休暇が明けた後は「児童生徒の心が揺れる時期」と言われていて、いじめによる自殺者や不登校が増えるということです。
対応策として仙台市教育委員会では今年から初めてSNSでのいじめ相談を行っていて、27日で1週間です。これまで7件の相談が寄せられているということです。
仙台市教育委員会は学校の授業が再開する1週間前に当たる8月20日から初めて無料通信アプリ「LINE」を使ったいじめ相談を始めました。夏休み明けのこのタイミングで子どもたちからのSOSのサインを見逃さないためです。
仙台市教委教育相談課・高橋恭一課長「夏休み明け前後、いろいろなな不安が生じる。今まで家庭で生活している状況がまた学校に登校する。学校生活に起因する何らかの不安を抱えやすい時期である」
内閣府のまとめでは夏休み明けにいじめなどが要因とみられる自殺者が突出して多く、「長期の休みが明け生活環境が変わり、児童生徒の心が動揺しやすい」と言われています。
1972年から2013年までの40年余りで、9月1日に131人の児童生徒が自殺したという報告があります。9月1日は全国の多くの小中学校で授業が再開する日です。
これらのことを受け、子どもたちがより相談しやすい環境を整えるためとしてSNSでの相談を始めました。この1週間で「LINE」のいじめ相談には7件の相談が寄せられているということです。
仙台市教委教育相談課・高橋恭一課長「相談すること自体、子どもにとっては勇気がいること。いろんな窓口を増やしていくこと。いつでも良いんだよというメッセージを相談窓口や日ごろから周りの大人がメッセージを伝え続けることが大事」
仙台市教育委員会では寄せられた相談を参考に、自殺や不登校などを未然に防止し、いじめゼロに向け対応を強化する方針です。

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「ここはドラマの世界か」児童養護施設副園長が回顧

情報元 : 「ここはドラマの世界か」児童養護施設副園長が回顧
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180311-00000006-kobenext-l28

 あるユニットの夕食後。女の子たちがテレビやカードゲームでくつろぐ。

 「インフルエンザはやってるの?」「鈴音ちゃん、お風呂入ってよー」。洗い物をしながら、洗濯物をたたみながら、それとなく気配り。すべて頭に入っている。これまで送り出した子もみんな。

 鈴木まや。児童養護施設「尼崎市尼崎学園」(神戸市北区)の副園長を務める。現場一筋で、いい時もつらい事件も見続けてきた。始まりは、小学生時代にまでさかのぼる。

 父の仕事の都合で転校を繰り返した。行く先々に偶然、児童養護施設の子がいた。親しくなった。人生の中に施設の子がいるのは自然なことだった。

 自身はラジオで「全国こども電話相談室」を聞くような優等生タイプ。でも不良と呼ばれる子たちとも不思議と打ち解けた。彼ら、彼女らの多くが貧しさや家族関係のしんどさを抱えていた。それを分かってもらえない苦しさも。耳を傾け、共有するうち、関心に変わった。大学と大学院で教育心理学を学び、「子どもと関わる仕事に就く」と決めていた。

 就職活動中、知人の勧めで尼学を訪れた。園内に入ると、幼い2人が笑顔で案内してくれた。この時、決めた。幼児教育大手の内定を断り、尼学を選んだ。

 驚きの連続だった。「ここはドラマの世界か」。当時は大集団で生活する大舎制。寮のように厳しいルール。出生の分からない子がいた。不登校の子もたくさん。ガラスはしょっちゅう割れた。

 一人一人に何が必要か。ルールを守れない子はどんな生い立ちがあるのか。どうすれば、あなたは大切な存在だと伝わるのか。20年以上、追い求めてきた。だから今、施設は鈴木がいるだけで安心感に包まれる。

 そんな鈴木が忘れられないことがある。「敗北」と呼ぶ、ある少女の出来事だ。(敬称略、子どもは仮名)

(記事・岡西篤志、土井秀人、小谷千穂、写真・三津山朋彦)

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